書きなぐり番長

ジャンル問わず、その時その時書きたい事を書いてなぐり。けたぐり。

アイカツ!シリーズへの懺悔カツドウ!〜ミュージックフェスタ FINAL と未来へのSTARWAY〜

アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL 観戦してきました。

私自身、アイカツ!5thフェスティバルから数えて約5年ぶりのアイカツ!現場。

10周年の集大成とも言うべき今回のライブで、

これまで抱えてきた思いや

経験してきた出来事が

走馬灯のように私の中を駆け巡りました。

こんな不思議な出来事は今生で味わったことがありませんでした。

この気持ちをどうにか残しておきたいと思い、

私は今回、その全てを記しておこうと思います。

誰も読まないようなブログで、

自分語りを残すのが、

私にとってのアイカツ!10周年の締めくくりです。 

そしてこれは、

私のアイカツ!シリーズに対する

懺悔の言葉にもなります。

なぜなら私は、

ついこの間まで、

アイカツへ大きな諦念を抱いていたのですから。

ということでここでは

「未来へのSTARWAY」が私にもたらした気づきと学び、

アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL」を経て感じた思い、

そしてそれまでに至る経緯を

拙い文章ですが自分のために残そうと思います。

 

 

 

 

この記事は、

アイカツ!未来へのSTAR WAY」を経て、

アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL」を経験した

1人のアイカツ!ファンからの、懺悔の言葉だ。

 

 

 

2016年3月31日──

アイカツ!が、終わった。

この日、アニメアイカツ!は終わりを迎えた。

全178話とはいえ、

いちごちゃんの道半ばで、

その歴史に幕を閉じた。

皮肉にも、この日3月31日は、

私の誕生日であった。

最後のサブタイトルが

「最高のプレゼント」

であったことは

今でも脳裏に焼き付いている。

しかしそれはそれとして、

この日アイカツは終わったのだ。

 

私はその事実を受け止め、未来へ歩みを進めようとした。

アイカツ!は終わったのだと。

アイカツ!に続きはないと言い聞かせた。

しかし、これは大きな過ちであることを、

7年越しに知る事になる。

 

 

 

 

2019年 8月17日──

 

アイカツ!シリーズ3作目「アイカツフレンズ!」の歌唱担当である「BEST FRIENDS!」初の単独ライブ、

「BEST FRIENDS! スペシャルLIVE ~Thanks⇄OK~」

が開催された日。

 

依然としてアイカツ!シリーズの魔力に取り憑かれていた私は、

その日もアイカツフレンズ!の素晴らしい楽曲たちを生で聞くために、

パシフィコ横浜 国立大ホールに馳せ参じていた。

 

目の前で歌い踊る声優さん達。

思えば実際の声優さんが歌唱するライブは、ほとんど経験したことがなかった。

松永あかねさん、可愛いな。

6cm上の景色、素敵な曲だな。

アイビリーブのPV、何?

そんな思いを馳せながら、当時の私はそれなりに楽しんでいたのだが。

 

会場でサプライズ発表されたのは、

アイカツオンパレード!」

沸き立つ会場。

感動で涙ぐむ人もいた。

そんな中、私はというと、

「やめてくれ!!もうやめてくれ!!」

アイカツ!を、消費しないでくれ!!」

と、心の中で1人叫び続けていた。

今思えば、虚しい叫びである。

今思えば、

アイカツ!の放送が終わった時既に、

私の中でアイカツは「綺麗に終わった作品」として、

傷つくことの無いように

私の胸の中へとしまわれていたようなものだった。

故に大切な思い出に傷がつくことを過剰に恐れていた。

 

歌唱担当は卒業し、アイカツ!は最終回という形でその物語の幕を閉じたのだ。

そんな作品の何をこれから引っ張り出すのか?

スターズやフレンズと絡めて、それでアイカツ!が復活したことになるのか?

アイカツ!を終わらせたのは茶番だったってことなのか?

的外れな憶測や不安が一気に押し寄せた。

何より、アイカツ!を復活させるならば、

アイカツ!アイカツ!単独で新作を作って欲しかった。

まるでアイカツ!アイカツスターズ!それぞれ単体では客を呼べる程のパワーがないと言われているようで、癪だった。

自分の人生に彩りを与えてくれたアイカツ!は、

私の中で相当特別な物に成っていたようだった。

 

私は、アイカツに対して過敏になりすぎていた。

 

 

 

2019年10月5日──

 

アイカツオンパレード!の放送が開始した日。

もちろん私はリアルタイムで見ていた。

今となっては普通のコラボレーションである。

何も癇に障るようなものではなかったはずだ。 

しかし、当時の私は自分にとって、

全てを挑戦と捉えていた。

キャラクターデザインはスターズ以降のテイストに合わせられ、

アイカツ!カードは現行のデザインにされ、

ステージで使われるCGは、バンナム内製の、アイカツ!本編とは程遠い代物になっていた。

また回によってはキャラクターが殺され、

まるでロボットのような印象を受けるお話も度々あった。

 

そんな事もあり、未だにアイカツオンパレード!は通しで1度しか見られていない。

それ程までに強烈なショックを受けたことが、

アイカツオンパレード!という作品に対して忌避感を抱かせていた。

私が望んだのは成長したいちごちゃん達で、

いちごちゃん達の世界でも、我々の現実と同じように時が進んでいる事を

アイカツオンパレード!でも示して欲しかった。

それは、明確に叶えられる事はなかった。

 

私は、これまでに積もり積もったアイカツへの諦念を、捨てさる事ができなくなってしまっていた。

次にアイカツが復活する事になるならば、何か大きな変化が必要だと、

そうでなければ私はアイカツを諦めようと

考えた。

 

私の中で大切にしまわれていた

終わったものだと思っていた

綺麗な思い出は

引っ張りだされて

ズタズタに傷をつけられてしまった。

当時はそんな思いがした。

 

 

2020年8月10日──

アイカツプラネット!が発表された日。

アイカツオンパレード!」が終了して数ヶ月が経った日の事だった。

私は「BANDAI×BN Pictures Festival」という配信番組にて、

アイカツ!の新プロジェクトが発表されるとの報を聞きつけた。

既に配信は始まっていたが、

画面ではカミズモードなるアーケードゲームの紹介がされていた。

しかもアイカツスターズ!でお馴染み、堀越せなの姿があったため、

まさかこれがアイカツ!の新作か!?とも思ったが、

そんなことは無かった。

実際に発表された作品が実写とアニメのハイブリッド作品になるとわかった時、

私は狂喜乱舞した。

そうだ!これだよこれ!

アイカツ!は大きな変化をしなければ、生き残れない!

アイカツ!の新たな一歩に大いなる賞賛の声を届けよう!

世間の反応は乏しくなかったが、少なくともアイカツ!シリーズの未来を勝手に憂いていた私にとって、

青天の霹靂のような出来事だった。

 

アイカツプラネット!は絶対に上手くいくだろう。

アイカツプラネット!がここまでシリーズに変化をもたらすのであれば、

私も期待して臨もうではないか。

 

私の中で、アイカツ!シリーズへの感情はプラスに反転したが、当時の私にはそれまで程の熱量は持てなかった。

アイカツオンパレード!が私に与えたダメージは大きかった。

 

 

2021年1月10日──

アイカツプラネット!の放送開始。

土曜日の朝早くにも関わらず、

私はこれまたリアルタイムで毎週視聴していた。

最初に抱いた感想は、

「あまりにもアイカツ!だ!」

 

アイカツ!から連なるシリーズとはいえ、

スターズ!、フレンズ、そしてオンパレード!に関していえば、

初代アイカツ!の要素は取り入れているものの、

その魂の部分では全く違うもののように感じていた。

しかし、アイカツプラネット!は初代アイカツ!の魂をその根っこに宿した、

全く新しいアイカツ!シリーズの一作として私の目には映った。

これは今思えば、スポ根要素の強さが初代アイカツ!を意識させていたのかもしれない。

アニメではできない、実写ならではの、

現実に則した画面構成だからこそ、表現できる事も沢山あったのだろう。

またアバターを使ってアイカツ!をするという切り口は、

アイドルを他人が受け継ぐ等、それまでにないストーリー展開も見せた。

私は瞬く間にアイカツプラネット!の虜になっていった。

 

アイカツ!シリーズはもしかしたらこれからも続いていくかもしれない、と思った。

 

 

2021年6月27日──

アイカツプラネットが終わった。

文字通り、終了した。

あれだけ楽しんでいた作品でも、

終了すればパッタリと火は消える。

私の中でアイカツ!の灯火が、

完全に消えうせてしまった。

それはこれからに期待した分の反動が

心の中で受け止めきれなかったからに思う。

よく考えてみれば、

アイカツプラネット!を楽しんでいたのは、

アイカツ!を重ねてみていたからで、

アイカツ!の代わりになり得る物を探していただけなのだと

結局お前が好きだったのはアイカツ!であって、

アイカツプラネット!ではなかったんだと

思う。

自分のあまりにも軽薄な考えを嫌悪し、

生きている価値さえないと思い始めた。

その頃から私生活もうまくいかなくなった。

自分の中で支えになっていたものが無くなれば、

人は目的を見失う。

私の中ではアイカツ!がひとつの指標だった。

オンパレードだろうとなんだろうと、終わっても次があるかもしれないという希望だけが自分を奮い立たせていた。

プラネットが終わってしまっては、

もう次はないんじゃないか? 

今度こそ本当にアイカツ!は終わってしまうのではないか?

そんな考えが脳内を支配した。   

もう既に、終わった作品だとは頭でわかっていながらも、

わずかな希望に縋ることでしか

自分の精神を保つ事ができなかった。

 

この頃から、

自分の世界というものを探すようになった。

アイカツ以外にも自分の帰るべき場所を作るべきだとも。

これがひとつのターニングポイントだったのかもしれない。

しかし、空いた穴は塞がらなかった。

 

 

2021年10月──

アイカツプラネット!の劇場版が夏に公開されるとの情報があった。

私はまだ終わらないのかと安堵しつつも、

やはりアイカツプラネット!のテレビシリーズが見たい気持ちが強かった。

毎週アイカツ!が放送されている安心感に勝るものはなかった。

 

 

いつだったか忘れたが──

 

アイカツ!未来へのSTAR WAY」が、劇場版アイカツプラネット!と併映されると発表があった。

この時はまだ内容も公開されておらず、どのような映画か判断がつかなかった為、

また「ねらわれた魔法のアイカツ!カード」みたいなもんでしょ

とタカをくくっていた。

既にアイカツ!に対する信用が地に落ちていた。

また同じように傷をつけられるのではないかという不安にも苛まれた。

この映画の、予告編が解禁されるまでは──

 

劇場版 アイカツプラネット!

この作品が私に対して何をもたらしたのかは言うまでもない。

もちろん、テレビシリーズの集大成とも言うべきアイカツプラネット!本編がエンターテインメントの観点から秀作であるのは語るべきところなのであるが、

やはり「未来へのSTARWAY」が本分になってしまった。

かねてより熱望していたいちご世代の卒業が、

最終回後のいちごちゃん達が、

実際に続編として見ることの出来る機会。

この時点で、生きていてよかったと。私は思った。

来るべき2023年に向けて、私の中でアイカツに対する感情は刻一刻と変化していった。

そしてついに、認識を根底から覆すその全貌が明らかになる。

 

アイカツ!は終わらねェ!

2023年1月20日──

朝一番の回で席を予約していた私は、

足早に近くの映画館へと向かう。

この日利用したのは、日本で初めての本格的なシネコンであるイオンシネマ 海老名。

ここには大迫力の音響で楽しめるTHX劇場が設置されており、

運良くアイカツ!の記念すべき続編を

この素晴らしい環境で観賞する事が叶った。

普段この劇場を利用する際は絶品のナチョスを注文するのだが、

なにやら手間取っていた為列があまり進まず、断念して手ぶらでシアター内に着席した。

暫くして、上映が始まった──

 

既に終わったものだと思っていたというのに

私はこれまでにない期待を込めてスクリーンを見つめ続けた。

自分の予想を大きく超えたストーリー展開に、度肝を抜かれた。

予想外のルミナスの新曲に涙した。

そしていちごちゃんからのメッセージ……

これまでの人生を肯定してくれた。受け入れてくれた。

アイカツ!はやはり救済なのだと、

7年越しに確信した──

 

劇場を後にしたかえりみち

アイカツについて考えていると、

私はひとつの真実に辿り着いた。 

 

アイカツは終わっていなかった」

この映画はその事実を私にまざまざと見せつけた。

 

私は2016年の3月31日、

アイカツが終わってしまったのだと、

大きな勘違いをしていた。

 

アイカツが終わったのではない。

私が勝手に終わらせていたのだ。

 

アイカツ!武道館の時、歌唱担当は卒業したと、

大きな勘違いをしていた。

 

STAR☆ANISとAIKATU☆STARSを卒業しただけであって、

これからも歌唱担当である事に変わりはなかったのだ。

 

アイカツオンパレード!の時、私は一度終わったアイカツを墓から掘り起こすなと糾弾した。

 

違う。

勝手に墓に埋めたのは、

自分自身だったのだ。

 

アイカツ!制作陣の中では、アイカツ!は終わっていなかった。

彼ら/彼女らはアイカツ!は終わりじゃないという事を、これまで何度も伝え続けてくれていたのに。

私は全く気づかなかった。

 

アイカツ!に見捨てられたのだと思っていた。

違う。

アイカツ!を勝手に見捨てたのは自分だ。

 

アイカツ!を勝手に諦めたのも、

アイカツ!に失望したのも、

全部自分の勝手な思い込みだったのだ。

 

いちごちゃん達はアイカツ!本編が終わっても、

アイカツ!を続けていた。

何故それに気がつかなかった?

アイカツ!の物語が終わっても、

彼女達のアイカツ!は続いている──

アイカツ!格言でも

アイカツ!はつづく!」

と明言されていたのに。

 

この7年間、自分が大きな認識の過ちを犯していたことに気づき、

自分の中で全てがひっくり返った。

 

アイカツ!はつづく。

つまり、生きていればまた会えるかもしれない。

なら、生きていこう。

アイカツ!がまた見られるその時に、

「生きていてよかった」と思えるように。

 

私は映画の中で、

星宮いちごに語りかけられた。

アイカツ!は傍にあると。

終わっていないと。

だから、生きて欲しいと。

 

いちごちゃんの言葉に嘘はない。

よってこれは真実だ。

アイカツ!が終わっていないなら、

私の生きる目的はただ一つ。

再びいちごちゃん達の、

いちごちゃん達の世界の「アイカツ!」を

この目に焼き付けることだ。

 

 

FINAL の重み

 

2023年2月19日──

そして今日。

アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL」が開催され、

約5年ぶりとなるアイカツ!シリーズのライブに期待半分、不安半分。

いちごちゃんは、

色々あったけど、それも含めて今の自分がある。

と映画で言っていたけれど、

今回のライブにもたらされた不幸は

正直今までのソレとは大きく違う。

アイカツ!において重要な意味を持つ曲が、

今回のライブでは使えないかもしれない。

実際の所はどうなのか知らないが、

一体どのようなライブになるのか想像もつかなかった。

そして残念なことに、体調不良での欠員も出てしまっている。

本当にこれでFINALなのだろうか──

そんな事を思っていたのも束の間、

今の私には「未来へのSTARWAY」がある。

アイカツ!は終わらない。

そう反芻しながらライブが始まった──

 

思えばオンパレード!以降の楽曲を生で聞くのは初めてだった。

それ程熱をあげて追っかけていなかったこともあり、

音源はあるがほとんど聞いていない、という状況だった。

もちろん予習は済ませたが、

今回ノリについていけていなかったことは薄情しよう。

 

印象に残った部分(小学生の作文)(順番は適当)

・チュチュ・バレリーナ

りえさんが氷上スミレを受け継いでくれてよかった

 

・wake up my music

MCで「アイカツ!のはじまりの曲です!」なんて言うものだから、

てっきりやっちゃうのかと思ったよ。

でもそれと同じくらいいいものでした。

マスカレードの為だけにえいたそさんが来てくれているの、

まじで奇跡だよなって思う。

 

・正義のキモチ

まさか披露されるとは思わず、最初の部分で一緒に「サンメガミィー!!」と叫んでしまった。オンパレードの楽曲で一番好きなので、嬉しかったし楽しかった。

松永あかねさんがかわいい。

 

・むーんらいとですてにー

感動。ペンラ振る手が止まりかけたくらい、聞き入ってました。

 

・the only sun right

かっこよかった。逆光の演出がめちゃめちゃ映えてました。シルエットがとてもかっこよかった。

 

TAKE ME HIGHER

オンパレードバージョン。こちらも圧倒的力!!!歌声がパワフルで気持ちよくて、本当に楽しかった。

 

・きらめきメッセンジャー

MF2017で歌詞の意味が大きく変わった曲で、そこから好きになったのでまず披露していただいてありがとうございます。

りえさんが氷上スミレを受け継いでくれて、本当によかったと、心の底から思いました。

 

・ポップコーンドリーミング

こちらもMF2017で好きになった曲。前回りえさんが「みんな飛んで〜」と言っていたのを覚えていたので、

今回も軽く飛ばせて頂きました。本当に楽しい。

 

・magical door

これ披露しそうだなと思って何度か予習した曲。ライブとCDのギャップがすごくて、

伊達花彩さんの歌声が1番よかったです。ダンスもキレキレで、かっこよかった。

 

・TRAVEL RIBBON

サントラを買い損ねたので初めてフルを聞きました。相変わらず忙しない曲ですね。

るか・みき・りえが駆け回る振り付けが可愛らしかったです。

やっぱりりえさんの氷上スミレがめちゃめちゃよかった。MF2017の倍の倍の倍くらいよかった。

 

・We are Stars!!

正直音源聞いてる時はそんなに好きでもなかったんですが、今回で好きになりました。

歌詞の重みが全然違う。そしてこの曲もアイカツはつづく!という事を伝えてくれていました。

 

・絆〜シンクロハーモニー〜

アイカツ!5thフェスを思い出しました。当時と比べるとやはり安定感が増していますよね。

こっちを選んでくれたのも嬉しかったり。

 

・新たなるステージへ

やっと本物見れた。前回は謎PVで1曲シュールな時間を過ごしていたので……

やっぱり生が1番!

 

・MY STARWAY

言わずもがな。

 

所々、これまでのライブと勝手が違くて戸惑ったりもしたのだが、

やはりアイカツのライブは、イイ!

ほかの曲ももちろんよかった。

MCでは松永あかねさんの皆立てぇ!!がよかったです。

ラストMCの豪華っぷり、

アンコールのSHINING LINE*では田所あずささんと大橋彩香さんをセンターに……等々、

ファンのツボを抑えた演出なんかもありまして、

無事終幕致しました。

 

このライブ中、様々な過去の記憶が駆け巡った。

オンパレードへ呪詛を吐いていたあの日のこと。

5thフェスに文句を言っていたあの日のこと。

でも、全部が今を構成する要素で、

今回のライブで全てを、

今までの過去を肯定したからこそ、

そんな過去もあったなあなんて、

思えるようになったんだと思う。

「MY STARWAY」がもたらした気づきと、

「ミュージックフェスタFINAL」がくれた楽しさやポジティブな気持ち。

これら全部が奇跡的に噛み合って、

今こうして前向きに生きていけるのだと思う。

 

この8年間アイカツ!に費やした時間は、思いは、

2つのイベントで精算された。

よかったことは消えないし、悪かった事も思い出になった。

これからは過去を振り返らず、前を向いて

適度に思い出に浸ろうと思う。

それが未来へのMY STARWAYなので。

そしていつか新しいアイカツ!を、見せてくれると信じて。

 

 

今、125話を思わず見返していました。

「未来へのSTARWAY」が望ましいのですが、現在では視聴不可能である為、

この話が最適だと考えました。

私はこの「あこがれの向こう側」が大好きだったはずで、

見る度に涙を流してしまっていたと思うのですが、

10thイヤーを過ごした今の私は、

不思議と涙ぐむこともありませんでした。

(エンディングのカレンダーガールはともかく……)

 

きっと、行き場のない寂しさや不安、悲しみに

帰るべき場所を与えてくれたのが「未来へのSTARWAY」であり、

アイカツ!MUSIC FESTA FINAL」だったのだと思います。

アイカツ!として一旦の区切りをつけてくれた事が、

私の中で渦巻いていた物を取り除いてくれたのだと思います。

綺麗さっぱり成仏されました。

しかし、アイカツは終わりません。

彼女達のアイカツは続いていきますし、

必要な時には我々がアイカツ!へと帰ることもできます。

アイカツ!は私たちの傍にあるのです。

アイカツ!は我々にとって、ぽかぽかあったかい、大切な場所だから。

 これからもアイカツを胸に頑張っていきましょう。

生きていれば、いい事あるはず!


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おわり